10月17日(日)10時~15時、「六甲山ササ刈り隊2」で、シュラインロードの石仏4体に「標柱」を設置しました。天候は曇りで12℃と肌寒く、幼児から大人20名が参加しました。今回は、西国三十三カ所めぐりの石仏群の終盤札所になる第28番~33番を対象にして、地権者の了解が得られた4体を案内する「標柱」を設置しました。参加した人たちは、地域に役立つことをやり遂げた満足感を味わいました。

六甲山上に200年残る貴重な歴史文化遺産といえる、「石仏群」は風化が進みササで覆われるなどして、シュラインロードを通るハイカーも気づかず通り過ぎる存在で、思わず「もったいない!」とつぶやきます。「標柱」の設置で、石仏を身近に感じることができると思われます。石仏群全体に「標札」設置することや、石仏群の修復や保全をどうするかなど、課題はたくさんあります。

私たちはこのささやかな試みが、市民の関心を高めることにつながり、貴重な歴史文化遺産を持続することに一石がを投じたいと考えました。賛否さまざまかと思いますが、感想やご意見をお寄せいただければありがたいです。

「シュラインロードの石仏見守りプロジェクト」世話人、六甲山を活用する会 代表幹事 堂馬英二

1.前が辻に集合してシュラインロードを北に向かう

2.第33番から着手、まず密生したササを機械で刈り払い

3.石仏付近を皆でササ刈り

4.穴を掘って「標柱」を設置

5.第33番の「標柱」設置が完了、見違えるような光景

.第33番の「標柱」設置が完了して記念写真

.第31番・32番はササ刈りだけを実施

8.北へ向かってノースロードの分岐

9.ノースロード北側にある第30番に「標柱」を設置

10.さらに北に進んで第29番に「標柱」を設置

11.石仏周辺のササ刈り

12.北端の第28番は斜面の上

13.今回最後の第28番に「標柱」を設置

14.第28番の「標柱」設置を達成して記念写真