12月18日(日)は晴れで-1℃、六甲山は初冠雪で白銀の世界に一変し感動的でした。子ども2名、大人5名、スタッフ3名に、KOBE地域貢献学生スクラム3名の13名の参加者で「六甲山の石仏見守り活動③」を実施しました。3回目になるので、今回は行者堂まで足を延ばすことにしました。「石仏講座」で平岡早織さんに「行者堂の由来」などを解説してもらいました。シュラインロードの雪道を北進し、行者堂で寒さに震えながら昼食を摂りました。第27番石仏と番外4の石仏に初見参し、番外4で密生したササを刈りました。恒例の第28番石仏~第33番石仏を拝観して、シュラインロードの東分岐から「森と歴史の散歩道」を辿って六甲山ビジターセンターに戻りました。散歩道では繁茂したササも刈りました。
①積雪の記念碑台
②「石仏講座」の平岡さん
③シュラインロードの雪道を歩く
④行者堂
⑤行者堂の祠
⑥番外4の石仏周辺のササ刈り
⑦第27番石仏を拝観
⑧結願の第33番石仏を拝観
⑨「森と歴史の散歩道」ポンプ小屋付近
⑩まちっ子の森の前前
⑪記念碑台に向かう
⑫記念碑台に戻る
参加者の感想文を抜粋し、「石仏ファンの会」のメッセージをお伝えします。
JKさんー2
行者堂の祠は想像していた以上に大きく、屋根の石材の反り具合や厚みなどの量感から、素朴ながら堂々たる石造物だと思いました。この祠は、文化8年(1804年)に造り替えられたとのことですが、創建時期については不明なのでしょう。古人の営為によって刻まれた歴史と文化の跡がこのシュラインロードに遺されており、まさに、この道は歴史の生き証人であろうと印象づけられました。