市民セミナー報告書より
午前中はスケッチ画教室も併催
梅雨明けのまぶしい太陽の下、記念碑台で鉛筆スケッチ画教室を開きました。15名が集まり、京都日曜画家協会の会員浅井審一さんに指導をお願いしました。各自鉛筆と画用紙を持って描きたい場所に座り込み、黙々と描き始めました。個人別にアドバイスを受けながら皆がスケッチに集中。あっという間の2時間で気付けば両腕は日焼けしていました。
浅井さんの姿はスローライフそのもの
浅井審一さんは神戸や六甲山の様々な景色や植物を鉛筆スケッチ画で描かれています。時間を見つけては六甲山へスケッチに出かけて楽しまれるそうです。講演ではスケッチ画との出会い、サンテレビで放映された神戸を描いている様子、鉛筆スケッチの楽しさとコツなどをご紹介いただきました。風景とゆっくり語り合っておられる姿からスローライフの楽しみ方を学びました。
スケッチを楽しむきっかけができた
六甲山で描いた花や風景のスケッチ画をスライドでご説明いただきました。どの作品もなじみある風景で親しみを持ってお話を聞きました。講演後はスケッチ画教室の参加者が描いた絵を浅井さんに講評していただきました。
風景をじっくり見つめるという発見
鉛筆スケッチ画を切り口に六甲山で充実した1日を過ごすことができました。日頃景色を眺めたり写真を撮ったりしていますが、じっくりと見つめてはいないことに気づきました。風景を眺めてさらにその一部分を凝視する、スケッチを通じてものの見方や見る態度を学ぶことができました。