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市民セミナー報告書より

記念碑台周辺の清掃整備を見直した

六甲山はとても涼しく夏の終わりを感じました。自然保護センターの展望テラスから見晴らしが良く神戸空港も見えていました。

午前の清掃整備ボランティア活動では、神戸市森林整備事務所の高橋所長から活動についての指導や助言を受けました。記念碑台周辺の散策コースを高橋所長と10名のメンバーが一緒に歩きながら、整備清掃の進め方を話し合いました。

兵庫労山のゴミを一掃する運動を知った

岡敏明さんは、兵庫県勤労者山岳連盟(略称:兵庫労山)に加盟している摩耶山友会の会員で、兵庫労山では理事(自然保護担当)をされています。今回は清掃登山運動「六甲山からゴミを一掃する運動」と六甲山系の水質調査を中心に、スライドや調査マップを用いてお話しいただきました。清掃登山運動は27年間も続いており、環境大臣賞を受けるなど社会的に高く評価されています。セミナーには岡さんと同じく兵庫労山の仲間も参加され、積極的な発言で場を盛り上げていただきました。

飲み水の決め手は大腸菌の有無

兵庫労山では六甲山系の水質調査を自主的に定期調査されています。最近の実施結果や調査時の工夫や苦労話などを伺いました。コップが置いてあっても飲めない水場があることに驚きました。六甲山系の水は飲めるか飲めないかという話題で、大腸菌の有無が判断の基準になるとのことでした。

全市民にクリーン運動を呼びかけたい

六甲山で活動している団体や一般市民が一緒になって、大々的な六甲山の清掃運動“10万人クリーン作戦”をしたらどうかという声がありました。今回をきっかけに何か試みを考えていきたいと思います。