市民セミナー報告書より
六甲山の冬日和
午前中は「半田陽生さんの六甲山俳句教室」が開かれました。18名が集まり、九年母会の半田陽生さんにご指導いただきました。俳句についての説明の後、記念碑台周辺の散策路を約1時間吟行しました。外の気温は7度と寒く、携帯カイロをポケットに忍ばせて俳句づくりを楽しみました。
吟行後は、俳句を大短冊に書いて披露しました。昼食タイムでは寒かったせいもあり、用意していたカップラーメンが大好評でした。
半田さんのお仲間が手本を見せてくれた
午後のセミナーは25名が参加。はじめに、俳句で使う言葉の読み方をクイズ形式で紹介いただきました。見たこともない言葉が多く、答えを聞いては「なるほど」と納得の連続でした。
クイズの後は句会をしました。参加者の中には半田さんの俳句仲間もおられ、ベテランの豊かな表現力と感性にほれぼれしました。
和気あいあいの句会
句会は和気あいあいの雰囲気で行いました。皆の俳句を回し読み、各自が気に入った句を選びました。全員真剣な表情で、いつになく静かなセミナーでした。俳句づくりは悪戦苦闘しましたが、初心者も俳人(芭蕉)の真似事?を満喫しました。
六甲山の楽しみ方のモデルがまた増えた
六甲山で五感をめぐらせ、感じたことを俳句にする体験ができました。記念碑台周辺の散策路は距離的にも吟行に向いており、今後も句会を催してほしいという声もあがりました。六甲山でスローライフを楽しむ有力なモデルを見つけました。