市民セミナー報告書より
春雪が舞う中でのボランティア活動
午前中の近畿自然歩道の整備活動には9名が参加しました。今回は、記念碑台下の散策路入口でツタの伐採に着手しました。大作業になるので、来月も引き続いて実施する予定です。
また対象地域の区割りを行い今後の整備予定を検討しました。途中から突然雪が降ってきましたが、かじかむ手を揉みつつ充実した整備活動をしました。
六甲山小学校の仲間
市民セミナーには37名が参加。六甲山小学校のはじめての卒業生から現役の六甲山小学校の生徒まで幅広い年齢層です。
また六甲山小学校代々の校長・教頭や先生方も参加されました。交流会では、参加者全員で六甲山小学校の校歌を熱唱する場面もあり、大変賑やかな市民セミナーになりました。
「当時を思うと涙が出る」と先輩の言葉六甲山小学校ができる前は山麓の小学校にアイスロードを歩いて通っていたという村上さん。
当時の食糧難と六甲山上での生活の大変さを実感した先輩の言葉として紹介していただき、昭和初期から戦後までの六甲山について村上さんの体験談を中心にお話していただきました。
「70年を支えた分教場の1年」と村上さん
分教場ができた当時のよろこび、通った1年間がどんなものだったのか、一生の恩師である林先生との結びつきなど思い出を交えながら語っていただきました。
最後に昔の六甲山の写真を見ながら当時の様子をお話していただきました。
昭和前半の六甲山事情を知った
村上さんから昭和前半に焦点をあてて六甲山上の生活を語っていただきました。一般の人にはあまり知られていない内容で当時のくらしぶりを実感することができました。
また現在の生活や教育の原点を見直す、忘れてはいけない大切な事を教えていただきました。