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市民セミナー報告書より

常陸宮同妃両殿下をお迎えしました

11月17日朝、平成19年度自然公園ふれあい全国大会のご来賓で常陸宮同妃両殿下が当セミナーを見学なさいました。セミナー参加者と関係者一同が、緊張した面持ちでお迎えしました。
両殿下は落ち着いたご様子で熱心に蓮沼講師の話をお聞きになられました。妃殿下は、参加者の女性に気さく
に声をかけ、質問をされていました。

こつこつ歩き続けた自然歩道

講師の蓮沼さんは現在近畿自然歩道文化クラブ兵庫の会長をされています。近畿自然歩道兵庫県内ルートの一日コース65のうち約9割にあたる57コースを4年間、毎月第3日曜日に歩かれています。現在までにクラブ全員で歩いた距離は500km強でJR東海道線に置き換えると、三ノ宮駅から神奈川県小田原市を少し越えた二宮駅の200m手前まで達していることになるそうです。

安心して利用できる“みち”づくりを目指す

近畿自然歩道文化クラブ兵庫では、これまで歩いた一日コースについて、自然歩道を歩く人のために現地までのアクセスの状況や案内表示等の設置状況、道路の現状等の実態把握を行なっています。この間、7000枚にものぼる写真や踏査の結果を兵庫県自然環境保全課にそのつど報告しています。
“自然歩道の応援団”として県民の視点に立って誰もが気軽に、安心して利用できる“みち”の実現を目指して自主的に活動しています。

貴重な経験ができました

今回は六甲山で活動している市民団体が皇族をお迎えするという、記念すべき市民セミナーになりました。事前準備に2ヶ月近くかけてきましたが、県民あげての行事に協力できたのを光栄に思い喜んでいます。
お世話いただいた兵庫県神戸県民局と関係者の方々、ご尽力いただいた会員の皆様に改めてお礼を申しあげます。