4月にシュラインロードの石仏群を裏六甲ドライブウエイ付近まで踏査して、繁茂した参道のササ刈りをしました。同時に石仏の「健在度」も評価しました。石仏第1番~第33番、番外①~④の計37体のうち、不安定な石仏が10体、不安定な石ガンが19体、立ち入りにくい参道の整備が17件で、これらを修復や保全が必要とみなし、総合すると7件の修復・保全を急ぐ判断をしました。 4月17日は晴れで25℃の陽春、5名が参加して、石仏の再踏査と9体仏の参道のササ刈りなどをしました。

六甲山ガイドハウスに5名が集合

石ガンが不安定な第24番石仏に注意の標識テープを設置

ササが繁茂した「9体仏」の参道をササ刈り

4月21日(日)は小雨から本降りに悪化、7名がヘルメット着用で参加。裏六甲ドライブウエイ北東で見落とされがちな3体仏と参道に密生したササ刈りを実施しました。延べ3年かかりになりましたが、シュラインロードの石仏群すべての整備を一通り終えました。今後は、石仏の継続的な保全を図ります。

小雨の中、ヘルメット着用で7名が集合

裏六甲ドライブウエイのシュラインロード登り口に車で直行

北側の3体仏入口のササ刈り

第9番石仏

ドライブウエイから第10番石仏が見えるようになった